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パパソー・親ばか日記

▲TOP 第2回:娘がモデルデビュー!?〜

 1月某日 
 話は唐突なのですが、、、当社の広告を掲載させて頂いている
レディブティック誌』のご好意で、我が娘を『こどもブティック』の読者モデルとしてデビューさせてもらうことになりました!
(↑かなり職権乱用です。)

撮影当日はもちろん家族総出で、皇居の近く麹町にあるブティック社へ行きました。
(こどもブティックの編集長さん、スタッフの皆さんお世話になりました。)

 そして4月1日、こどもブティックの誌面に愛娘が。。。
(お手持ちの方はP.45をご覧下さい。)

 う〜ん、父親として至福の時です。
ちなみにこの日は偶然にも、記念すべき当Colth Landのオープン日でした。何てメモリアルな日でしょう。

 さて、限りなく手前味噌な前書きでしたが、今回のパパソー親ばか日記では愛娘のモデル登場を記念して子供ブティックでモデルとして着用したパンツと同じデザインのパンツを作ってみることにしました。
(パパソーは動機は不純でも良いのです。タイトルがパパソーなんですから。。。(^_^;) )

▽▼▽
それでは早速どんなパンツにするか、生地選びからご紹介です。
▽▼▽

まずは生地選び
 前回は『 出来るだけ簡単なモノ 』をということで、自分が好きなチェックの生地でスモックにチャレンジしました。
でも・・・本当は娘にはどんな生地が似合うの?
普段は妻が娘の洋服を選んでいるのですが、いざ、私が娘の為に生地を選んでやろうとしたところ思いのほか悩んでしまいました。
仕事柄商品仕入をメインにやっていますが、お客様に「似合う生地を探して!」って言われるとホント考え込んじゃうものですが、まさかそれを自分の娘ので悩むとは。。。
でも生地選びって、「あぁでもない こうでもない」と悩むのも楽しいものですね。

私の場合今回は、悩んだ挙げ句、夏に向けて着られるように大胆なプリントに決めました!

麻のシャリ感とレーヨンの柔らかさを合わせもった清涼感のある生地でありながら、パンツに相応しい動きやすいストレッチ素材です。

3526-2、麻混ストレッチプリント
拡大して見る

 用意したもの 
今回用意する物はの各素材、そんな高い物はありませんし
洋裁をやるなら持ってて損はない物ばかりです。

110cm巾の生地を60cm使用しました。生地代588円(98円/10cm)
  ›››〔品番:3526-2〕:夏物ホームソーイングに掲載中
  夏物ホームソーイング用サンプルが欲しい方はこちらまで
コピクイーン『方眼製図紙』(品番:S492-7@240円
Dカーブルーラー(品番:S490-6 @340円
方眼定規 (品番:S490-1 @800円
糸(品番:Y498-2 @160円

:参考までに当社での価格を書いてみましたが、ほらっ、そんなに高い物ではありませんよね

 できるかな型紙!? 
2004年こどもブテック初夏号の48ページを参考にしています。
(このデザインについては実サイズの型紙は添付されていません。)
こういった洋裁雑誌には実サイズの型紙が付いていることもあり、
使ってみると便利で良いですよ〜。




‹‹でも、やっぱり分からないことが...››

 前回「案内線と出来上がり線の関係を理解すれば、そんなに難しく考えなくても大丈夫ですよ〜。」とのアドバイスに、何でも作れるような錯覚がしていましたが、今回も雑誌の製図で分からない所がありました。
それは、後ろパンツの股ぐりと股上の曲線です。

 

一体、どこが始点?どういう曲線なの?
雑誌には同寸と記載されてありましたが、曲線の同寸といってもどうやって計るのでしょうか?
我らが塚原先生によると

前パンツの股下の曲線を計らないと後ろパンツの曲線の長さは解らない まず定規を紙に対して“垂直”に立てるように引いていき、それをカーブのポイントに合わせて“曲げていく”というのが一番です。』とのこと。

ほぉ〜っ!確かに曲線の長さを簡単に計ることが出来ました。
こうして、型紙もいとも簡単に作る事が出来ました。

 ちょっとアレンジ!?(手抜き?) 

雑誌ではフリルとポケットが付いていたのですが
インパクトのある生地なのでシンプルなデザインの方が
良いと思い付けませんでした。


 型紙に合わせ、生地をカット !!

 生地に型紙をのせ、ピンでしっかり止めて生地をカット。
でも、シワにならないようにピンを付けるのは結構大変ですので慎重に!



ここでは塚原さんの「印つけをしなくても大丈夫」という
アドバイスもあり印つけは省きました。


 ようやくミシン ■

 ここでようやくミシンの登場です。
パパソーは撮影の関係があるので会社の食堂で行っていますが、
使われていないときのミシンって寂しそうですよね。
ということでカバーを取ってここからは主役です。
どんな流れかというとの通り。

1. 脇線を縫います。最初と最後は返し縫い
2. 縫い代の始末は生地が薄いので
 縫い合わせ端ミシン(ジグザグ)後ろに片倒しアイロン
 これは、字のごとく縫い代を片側に倒すことです。
3. 裾アイロン』端ミシンをかけ1.5cmに折ります。
4. 股下線を縫います。
(ズボンを履いた時、右と左の股の内側にくる部分のことです。)
5. 脇と同じように端ミシンをかけ片倒しアイロンをします。
6. 股上線を縫います。
(ズボンの左右をつないでいる中心のこと)カーブなのでちょっと難しい
7. 再び端ミシンをかけ片倒しアイロンします。
8. 3.で折っておいた裾となる部分に、ステッチを掛けることで裾上げが完了です。
9. ウエストを1.5cmの3つ折りにし、ステッチを掛ければ終わりです。
(ゴムの通す所をあけておきます。)

 ゴム通し・ラベル付け 

 ゴム通しの代わりにクリップで代用しました。
前回オリジナルで30枚も作ってしまったネームラベルは通常の裏側ではなく、
目立つように表側につけてみました。
縫うときは、糸が表に出ることのないように注意。
ラベルを曲げながら縫うことがコツです。


 完 成 



ふ〜っ、パパソー2作目がようやく完成です。

意気揚々と会社から家に持ち帰って
娘に見せると。。。

またモデルやるの〜!?』と嬉しそうに、

そして照れくさそうに目を丸くしていました。

う〜ん、やっぱりソーイングは愛ですね。


 今回のポイント 
それでは最後に今回のまとめをちょっとだけ。。。

生地の選び方について
››› 人それぞれ生地を選ぶ基準や方法があると思いますが、生地の特徴や取り扱い方法などを知っていると、生地選びの役に立つのではないでしょうか?
 そこで生地の特徴や取り扱い方法を知りたい方はこちら

やっぱり今回も型紙が問題
›››雑誌の型紙を使うことで楽が出来るかと思いましたが意外な盲点が。。。
  定規の使い方は勉強になりました。あんな使い方があるなんて...
  もしかして、垂直に立てて曲げて使うためにこんなに柔らかいの?
  (↑はい、そうです。By Tsukahara)
  やはり、使いこなしてこそ道具ですね。今回は実感しました!

自分としては。。。(おまけ
››› 読者の皆さんにはあまり関係ないかと思いますが、自分としては少しでも技術向上のためと思い、印つけを除きミシンのゲージを参考に縫いました。



  後日談 
 発売になった『こどもブティック』を見ながら
いいね、可愛いね』と、毎日のようにつぶやく自分と妻。
これを親ばかと言わずして何という!

しかし…!!
これをはるかに上回る、恐ろしき存在ばば・バカを知る事になりました。
自分及び妻の母親、つまり両ババは
本屋で雑誌を何冊も買い込み、親戚や近所、友達に配っては、
永遠と孫自慢をしているらしい
のです。
『本屋で見かけると、また買いたくなっちゃうのよぉ〜』
という事らしいのですが...


両ばばよ。お願いだから、店頭で宣伝しようという
気だけは起こさないで下さい...。


それでは、次回もお楽しみに。。。



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