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パパソー・親ばか日記

▲TOP 第3回:夏の定番 Tシャツにチャレンジ!

 梅雨が明ければ、もうすぐ夏本番ですね。
夏と言えば、なんといってもTシャツです!!
洗いざらしのTシャツは洗濯石鹸のCMではありませんが、いかにも夏といった感じで清潔感・清涼感があって良いですね。

・・・という訳で、第3回パパソ−は夏場に必ず重宝する『Tシャツ』作りに挑戦してみたいと思います。

・・・が、しかし...またまた周囲からいきなりネガティブな声が。。。

そんな柔らかい生地では、形が歪んでしまうんじゃない?(縫うの下手だから。。。)』
『さすがにニットはロックミシンが必要なのでは(Tシャツのためにミシン買うの?)』

・・・なんて回りの声もありましたが、気にしない!気にしない!!
一休さんのようだ、、、
(^_^;) )

私の場合は、周りが止めるのは毎度のこと、
今回も可愛い娘のために、パパは突っ走るぞ〜〜〜!
(あぁ〜、脳天気な私。。。)

まずは生地選び
 最近気付きましたがパパソーでも服作り工房でも最初はやっぱり生地選びからですね〜。当たり前ですが。。。
そこで今回の生地選びでは夏らしく「爽やかな生地」にポイントを置きました!
素材はもちろんコットン100%
カットソーにオススメな丸編みのニットで色は清涼感溢れるサックスブルーを選びました。
3536-3:コットンフライス
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ちょっと一言・・・ニットについて

 当たり前のことですが、ニットとは『編み物』のことです。
大きく分けると2種類で「反物状に編まれた生地」と「最初から1着分の型通りに編む」ものとがあります。
前者はカットandソーイング製品にするもので、織物から作る衣料と同じように型紙に合わせてカットして、それを縫い合わせて製品とする生地です。
一方、後者は手編みのセーターが良い例で毛糸から編む物です。
ニットソーイングとして使える生地としては、前者の俗に言うカットソー製品に使う生地です。
( ほとんどが丸編みで筒状の布を切り開いて使う場合もあります )
今回使った丸編みの生地は筒状でこんな風になっています。
何か巨大なナマコみたい×××

 用意したもの 
110cm巾の生地を60cm使用しました。
生地代588円(98円/10cm)
 ›››〔品番:3536-3〕:夏物ホームソーイングに掲載中
夏物ホームソーイング用サンプルが欲しい方はこちらまで
コピクイーン『方眼製図紙』(品番:S492-7@252円
方眼定規 (品番:S490-1 @840円
糸(品番:Y498-4 @168円
その他…ミシン・ハサミだけ

相変わらずパパソーは安い!!

 毎度お悩みの型紙は? 
 こどもブテックの2002年盛夏号の23ページを参考に。
今回は型紙を元に、コピクイーン『方眼製図紙』でトレースしたものを使いました。
本のデザインは前あきのシャツなので頭周りには関係ないですが、今回作るTシャツには開きがないかぶりものなので、ネックの寸法などちょっとしたアレンジを加えることにしました。



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 型紙に合わせ、生地をカット !! 
丸編みの筒状の生地なので前中心と後ろ中心を左右の「輪」を活用すると地の目が合い便利。

いつもは反物を切っている私達にはちょっと新鮮。

↓ ↓ ↓
早速、型紙をピンで留め生地をカット。
ところが…
「輪」跡の線を取ることがなかなか出来ませんでした。

輪をさけて型紙を合わせた方が良いみたいです。

 いよいよ縫製です 
 カンタンなのね〜!
ダダダダ〜と縫い始めましたが、すぐに塚原先生よりイエローカードがでました。
上手く縫えないんです。ミシン目が吊ってしまうんです×××
↓ ↓ ↓

塚原先生曰く...「いきなり縫い始めてしまうなんて言語道断!
試し縫いは必須です。
↓ ↓ ↓

でも、でもでも調節を何度やっても
ミシンのギザギザの送り歯が引っかかってしまうみたいで
上手く縫えません!
は〜っ、困った困った!!
↓ ↓ ↓

生地と送り歯の間に紙を挟んでみたり、いろいろと試行錯誤しましたが、このままでは企画倒れになるんではないか?
(汗..汗..)

 最後の最後 まさか? 
ミシンが壊れているのではと思い説明書を開いたところ天使が舞い降りてきました!!
伸びる生地にはゴールド11〜14の針 」と書いてあったのです。

ゴールドの針に付け替え、早速試し縫い。
すると!
››› 上手く縫えるでありませんか!
( これには、緑川君 塚原先生もビックリでした )

でも、この針どこが違うのかよく見てみたら、実は、11号の普通の針でした。
ミシンに付属品として最初についていた針は、『 黄11号、赤14号、緑16号 』で、黄色とゴールドを間違えたみたいです。
針一本太さを変えただけでこんなに違うの!ミシンて凄い。。。

▽▼▽
さて、いよいよ本番!
▽▼▽

 工程通りに各パーツを縫い
↓ ↓ ↓
裁ち目にはジグザグミシン
かがり縫いをして片倒し。
↓ ↓ ↓
袖口、裾を三つ折りにして
上から縫う。

ここまで、思いのほか上手く縫え
スタッフからも誉められ自信満々。

▽▼▽
そして最後の・難・関・
▽▼▽

 完 成 
 衿ぐりの始末(共布でパイピング)
『ここは、しつけやピンで留めて、丁寧に慎重に縫うように』
...と言われたのですが、今回調子が良かったので、パイピングの生地を伸ばしながら、感覚的に縫ってしまいました。
多少曲がりましたが無事完成です。

たまたま今回は上手くいきましたが、毎回出来ると限りませんので、次回パイピングの時は、ピンやしつけをちゃんとして綺麗に仕上げてないと。

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▽▼▽
今回の工程をまとめてみると次の通りです。
▽▼▽
(1)前肩を縫う → 肩の縫い代にジグザグ ( 後ろ側へ片倒し )
(2)袖付け→袖下 〜 肩先 〜 袖下 → 縫い代にジグザグ ( 見頃側へ片倒し )
(3)袖口下から脇裾まで縫う → 袖下と脇の縫い代にジグザグ ( 後ろ側へ片倒し )
(4)袖口の始末 ( 三つ折りにして上からミシンで縫う )
(5)裾の始末 ( 三つ折りにして上からミシンで縫う )
(6)衿ぐりの始末 ( パイピングで縫う )

▽▼▽
ちょっとおまけ・・・
▽▼▽

 アイロンプリントに挑戦 
 無地のTシャツではちょっと寂しいので。。。
今回はオプションとして転写プリントをしてみました。
このイラストデザインを考えるのはとても楽しかったです。
(殆どパソコン遊びですが...)

そして、出来上がったのが、
『 私は、あなたがいつでも“HAPPY HAPPY”でいられるように願っています 』
という娘へのメッセージをプリントにしました。





さすが、親ばか...』と言われそうですが、どの親も子供には“しあわせ”になって欲しいと思うものですよね。

プリントも、市販の転写プリント用紙とアイロンで簡単にできますので、皆さんも機会があったら是非、トライしてみて下さい!

(ただし、業務用とは糊付けの力が違いますから洗濯の際は裏返して洗濯した方が良いです。)

 そして、やっと完成 
 娘への思いを込め込めた
Tシャツやっと完成。
感無量です!

バンザ〜イ!

そして、早速娘にまた
モデルをやってと頼んだら…

モデル慣れしてきたのでしょうか。
今回はいろんなポーズを
とってくれました。

 最後にちょっと一言 
  普通ミシンでニットにチャレンジというのが今回のテーマでした。
Tシャツってニットだから普通のミシンだけでは
縫えないのではないかとあきらめていませんか?

ロックミシンがなくても、
家庭用のミシンでジグザグ縫いで裁ち目かがり
をすれば簡単に作ることが出来ます。

『Tシャツってジーンズと同じようにもっともポピューラーなアイテム』
であると言われ、男女を問わず愛されています。
そんなアイテムだからこそ、
自分だけの1枚を作ってみてはいかがですか?



それでは、次回もお楽しみに。。。


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