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パパソー・親ばか日記

▲TOP 第9回:〜 初心に戻って... 後編 〜

 春本番を迎え、皆さまどのようにお過ごしでしょうか?
さて、今回のパパソーでは『春らしい可愛いシャツブラウス』をテーマにした前回紹介した『初心に戻って...』の続編として型紙作りから完成までをご紹介します。
›››前編はこちら

▽▼▽
型紙づくり

まずは、出来上った原型を元に肉付けをして型紙を作る事から始めましょう。

 自分では原型に決められた数字を加えれば型紙ができると思っていたので、
スタッフに『ブラウスを作るには何cmプラスするの?』と聞くと...

緑 川 『デザインによって違います。(-_-)
『オーソドックスなデザインのシャツブラウスなんだけど?』
道 川 『生地の厚さや、ゆとりの入れ方などいろいろあるので決まっていません!!(^_-)
『決まってないの? じゃあ、どうやって型紙を作るの?(?_?)
塚原先生 『ゆとりとか、着丈なんかは好みなんですよ。だから、どのようにするのかをまず決めて、それから、型紙を考えていくんですよ!』
『えっ!!! 好み??? 好みって何cmなの?』
塚原先生 『好みだからそんなの決まっていません!好きにしていいんです!!(>_<)
  (何度も同じようなことを聞くので、皆ちょっと不機嫌そう)
『好きにしていいよって言われるのが一番困るんだよな〜(-_-;)

そこで、困った時の神頼み。
私にとっての洋裁バイブルこどもブティックを参考にすることにしました。
そして、こどもブティックに載っていたシャツをスタッフに伝え、こどもブティックの型紙を参考に前回作った原型に肉付けをしました。
でも。。。実は、どのように肉付けをして良いのかわからず、今回は全てスタッフにお願いしました。
(頼りになります。)
そして、できあがったのがこんな型紙です。

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生地選び

生地の方は女の子ですし、春らしいピンクの生地で作ろうと決めていたので、この生地に決めました。
織り柄の入ったコットン100%の肌触りの良い生地です。
5513-2:コットンドビー(イタリー製
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【 今回用意したもの 】
145cm巾の生地を50cm使用しました。
  生地代640円(128円/10cm)
›››〔品番:5513-2〕:春物ホームソーイングに掲載中
春物ホームソーイング用サンプルが欲しい方はこちらまで
コピクイーン『方眼製図紙』(品番:S492-7@252円
方眼定規(品番:S490-1 @840円
糸(品番:Y499-4 @199円
その他…ミシン・ハサミだけ

裁 断

型紙にはあらかじめ縫い代をつけてあります。

【 今回用意したもの 】
身 頃 肩・脇・衿ぐり…各1cm
裾…2cm
袖口…2cm
その他…1cm
ポケット ポケット口…2cm
その他…1cm
全て…1cm

あとは、型紙をピンで留め、
カットするだけです。
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縫 製

 今回のポイントは何といってもステッチです。
淡いパステルカラーの生地を使ったので、サックスブルーの糸でステッチをしました。
優しいイメージで女の子ぽいと思いませんか
ちなみにポケットはちょっと凝って補強のための三角ステッチを入れました。
(きっと三角ステッチの名称があると思うのですが、ちょっと分かりませんでした。)

▽▼▽
縫製は以下の手順で縫っていきます。
<< 縫い方の手順 >>

縫い方の手順はこんな感じです。
1:を縫う 縫い代にジグザグで片倒し。
2:を縫う 縫い代にジグザグで片倒し。
3:前立て作り 前立ての輪郭の部分に上からステッチ縫いをする。
4:を付ける  
5:を付ける あらかじめ外側は縫っておく
6:ポケットを付ける 上からステッチ縫いをする。
7:を縫う 三つ折りにして縫う。

ボタン付け

 最後はボタンを付けるだけなのですが、ただ普通のボタンを付けるだけではつまらないので、何か手をくわえようと思い、皆に相談してみると。。。
くるみボタンなんか面白いのでは...』という事になりこれに決定!

そこで、くるみボタンをどう作ろうか悩んでいると、当社にもくるみボタン作りキットがあることを発見!
早速、これを使ってみることにしました。

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ところがこのキットはメーカーさんからサンプルとして頂いたものだったため、シャツの1着分(5個)のボタンがありませんでした。
そりゃそうだ、、、サンプルだもの×××
そこで、同じくメーカーサンプルとして頂いていたものに、パールドットのスナップボタンが丁度5個あり、実際に洋服に置いてみるとすごく合ったので、急遽、そのスナップボタンを使う事にしました。
(ウエスタンシャツによく付いているスナップボタンです)
ボタン付けは。。。ペンチのような道具ではさみ付けます。
スナップボタンだとボタンホールも不要なので、すごく簡単
普通のボタン付けより全然楽ですね。

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ちなみに、今回使ったペンチのような道具は洋裁小物メーカーとして有名な独プリム社の製品です。
ジーンズのボタンやリベット付けも出来て意外と便利な道具です。
ご希望の方はお取り寄せも出来ますのでお問い合わせ下さい

そして、やっと完成

 出来上がって、いつものように娘にモデルをしてと頼むと...物心がついたのでしょうか?
このところ、変な顔ばかりします。
ちょっと、照れているのでしょうか?

それでも何とか絵になる写真が撮れましたので皆さんにご紹介。
ちなみに雛人形は妻の子供時のもので何十年ぶりに出したので、並べる順番が分からず大変でした。

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ちょっと一言・・・今回の反省点

今回の企画、初心に戻って一から始めようといういう事でしたが大きな反省点は、型紙作りをスタッフに随分お願いしてしまったこと
型紙作りで『好みだから、好きにしていいんです!』とスタッフにいわれた時は、本当に困りました。

それまでは、基本的なデザインの物なら原型に決められた数字を加えれば簡単に型紙ができると思っていました。

よく考えてみれば、洋服のデザインは限りなくあり、また好みも数字では表せないものです。
原型作りはなんとか理解できたのですが、そこから型紙を作るにはまだまだです。

やはり、服作りは沢山の経験が必要ですよね。
これからも、パパソーは服作りにチャレンジしていきます。

▽▼▽
次回のパパソーは、この4月から娘が幼稚園に入園しますので、
幼稚園の制服の替えスカートを作ります。
それでは、次回お楽しみに。。。


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