素朴であたたかさを感じる布をお届けしている生地屋です「生地のヨシムラ」
パパソー・親ばか日記

▲TOP 第14回:〜 クリスマスにぴったり!? 〜

 とうとう今年も最後の月を迎え、はや一年の締めくくりとなりましたが、皆さまどのようにお過ごしでしょうか?

さて、今回のパパソーではもうすぐクリスマスですので、娘に何かクリスマスぽいモノを作って上げることにしました。

まず、何を作ろうか?ということで...
いつものように子供ブティックを眺めていると、真っ赤なケープが載っていました。
クリスマスといえば、、そしてといった感じですよね。
これならばクリスマスにぴったりと思い、今回はその『真っ赤なケープ』を作ることにしました。


ちなみに、詳細は子供ブテッィク2005年秋冬号の59ページに掲載されているものを使わせていただきました。
(当社はレディーブティック誌にはいつも広告を掲載しています。

▽▼▽

そこで、まずは生地選び
 
 子供ブテッィクでは真っ赤なケープはフェルト地で作られていましたがフェルトではちょっと安っぽいですし、当社らしく高品質な物がイイ!と思い、贅沢にコート用の生地の中から選ぶ事にしました。
とはいえ、子供なのであまり重たい生地はダメ?
そこで、冬物サンプルを見ているとアンゴラ100%の真っ赤なコート地がありました。

アンゴラのコート地とはアンゴララビット(兎)の毛を使って織られた生地で、その特徴はなんといっても、軽さ暖かさにあります。
アンゴララビットウールの1/3の軽さで、暖かさは3倍と言われるぐらいの優れモノの素材なので、今回のプーケにはピッタリ。
そして、そのソフトな肌触りはカシミヤ以上です。
触っているだけでも気持ち良く、きっとこの生地ならば娘のしおりも喜んでくれるかな???

今回使用した生地は冬物上級者用の生地です。
(品番:7441-1)

冬物上級者用サンプル希望の方はこちらまで

そして、型紙作り
 
子供ブテッィクを参考に型紙を作ります。
型紙のパーツは3つしかなかったので簡単かと思ったのですが、これが結構曲線が多くて書くだけでも大変でした!


掲載されていた型紙はフェルト用に作ってあったので縁の始末は裁ち切りでしたが、作る生地はコート地なので縁に1.5cm、そして、縫い合わせる箇所に1.0cmの縫い代を加えました。
フェルトは不織布ですが、生地は織ってあるため裁ち切りではぽろぽろ解れますので縁取りの始末のことを忘れずに。。。

型紙はこんな感じです。
型紙
拡大して見る

 型紙を作っていて感じたのですが、子供の成長は早いものですね。
パパソーで初めて作ったスモックは90cmのサイズでしたが、今回のケープは110cmで作りました。
一年半で20cmぐらい大きくなるんですからね〜。
こんな事を実感できるのもパパソーの良いところですね。

表地148cm巾の生地を110cmを使用しました。
バイアステープ用にハギレ少々
コピクイーン『方眼製図紙』(品番:S512-07)
Dカーブルーラー (品番:S510-06)
方眼定規 (品番:S510-01)
糸(品番:Y519-20)
テープメーカー(品番:CL510-03)
結び紐(アジアン結び用の紐で代用しました。)

次は、裁断
 
 まず、型紙を生地にピンで止めます。
曲線がけっこうあるので、ズレないようにしっかり型紙をピンで止めます。


そして、型紙に合わせて裁断していきます。
ズレないように慎重に!
注意点…今回のコート地は毛並みがありますので一方裁断をしました。
ベルベットやコーデュロイは逆毛で裁ちますが、コート地撫で毛(毛並みが上から下へ)で裁断します。

いよいよ、縫製
 
 いつもは縁をジグザグミシンで縫っていたのですが、今回は上質な生地ということで、縁の仕上げを綺麗にやろうと全てロックミシンで縫いました。
ロックミシンはスタッフにお願いして縫ってきてもらいました。
(頼りになります。スタッフにはいつも感謝しています。ありがとう!)
前身頃と後ろ身頃の脇を縫い合わせます。
左右のフードを縫い合わせます。
身頃の前側を内側に1.5cm折って縫います。
フード前側を内側に1.5cm折って縫います。
裾を内側に1.5cm折って縫います。
フードと身頃を縫い合わせます。
 (曲線が多いのでズレないようにピンをしっかりつけ慎重に!)
縫い合わせた所は全てアイロンで割ります。

注意…毛並みに沿ってミシンをかけていきます。(アイロンも毛並みに逆らわずに!)

実は今回売り出し準備などで忙しく、製作時間がとれなくて縫う工程は自宅で行いました。
そこで、縫っているシーンは娘に写真を撮って貰いました。
これで、娘はモデル兼カメラマンですかね?
(助かったぜしおり!)
これが、我が家の洋裁道具です。(但し、全て借り物と貰い物ですが!)
洋裁セットは妻のお母さんから借り、ミシンは服飾系の学校にいっていた弟から貰った物です。
我が家に洋裁道具があって助かった。(^O^)

そして、紐つけ
 
 まず、バイアステープを作ります。
バイアステープもやはりクリスマスぽいタータンチェックの生地を使う事にしました。
そこで活躍したのが、文明の利器テープメーカーです。
(便利で簡単にバイアステープが出来ますよ〜)
そして、縫い代の割った所にバイアステープをつけるのですが、私の洋裁技術だとミシンで縫うのが難しかったので、手縫いで仕上げました。(これはこれで大変でした)
最後に、紐を通して完成です。
(タータンチェックが効いているでしょ!)
型紙
拡大して見る

試 着
 
 その場で作っているのを見ていた娘に、早速着て貰いました。
これでクリスマスに着てくれるかな?と思って作った真っ赤なケープですが、ところが娘は、何やら、変身ポーズをとっていました。
何を勘違いしてるのやら???
ヒーロー者のマントと思ったのかも知れませんね。



とほほ〜
来年はサンタのワンピースでも作ろうかな?

我が家のクリスマスでは今年もサンタのワンピースが活躍しそ〜です。
皆さんはクリスマスご予定はお決まりですか...。

最後に一言
 

 

 今回のパパソーで作りながら改めて感じたことですが、やはり、上質の生地は良いということです。
仕事柄たくさんの生地を見ている私ですが、今回作っていて、触っているだけでも素材の良さを感じさせてくれる生地だったので、とても幸せな気持ちになりました。
そして、良い生地なのでちょっとでも良い服を作ろうと思い、何やら逆に生地に導かれているような気がしました。
子育となんだか似てますよね?逆に子供に教わって親が育っていくことってありますよね。

さて、
話はちょっとかわりますが、もうすぐ当店では恒例の新春セールを予定しています。
日頃の感謝の気持ちを込めて上質の生地を沢山ご用意していますので、幸せな気持ちになってください。
お求めやすい価格でご用意してますので、ご趣味で洋裁を楽しまれている方も是非このチャンスにお求めください。

セールの詳細は同時にアップするこちらで詳しくご紹介していますので是非そちらもご覧下さいね。
>>> 2006年セール案内

それでは、今回のパパソーはお終いです。

次回もパパソーをお楽しみに。。。



Copyright 2004〜Yoshimura Co.,Ltd. All Right Reserved.