素朴であたたかさを感じる布をお届けしている生地屋です「生地のヨシムラ」
パパソー・親ばか日記

▲TOP 第25回:〜 パパソー最大のテーマにチャレンジ! 〜

寒い日が続いているので春が待ち遠しくなってきましたが、皆さんどのようにお過ごしですか?
我が家は特に春が待ち遠しいのです。
それは、この春娘が小学校に上がるからです。

さて、 そこで、今年最初のパパソーですが、入学式の時に着る洋服を作ることにしました。

いよいよ『パパソー最大のテーマ』にチャレンジです。
この日のために、パパソー洋裁)を頑張ってきたといっても過言ではありません。
娘の晴れの日を装う洋服ですから、今回は特に気合いが入っています。


・・・ということで・・・
▽▼▽

■ まずは、下調べ! ■

そこで、入学式にはどんな洋服が着られているのか?
実際にお店に行って調べて見ることにしました。

一番多かったのは、
ジャケットとワンピースorスカートのセットアップです。
トップスはクロコングレーの無地が多く、続いてピンクや白の織柄です。
ボトムはタータンチェックモノトーンの格子、
そして、水玉やドビーもありました。




続いて多いのが、、、 スーツタイプです。
こちらもセットアップ同様シッククロコングレーの無地が多く、
続いて春らしい優しいカラーのピンクや白も目につきました。
そして、根強い人気の ボレロ&ワンピースorスカートです。
やはり、こちらは清楚なイメージのが一番多かったですね。



いろいろ見て、細かいデザインはさておき、何となく気に入ったのはジャケット&スカートのセットアップでした。
問題はどんな組み合わせにするか?という事です。
 

■ そこで、次は生地選び! ■

さすがに今回の生地選び自分一人で決めるわけにもいかず、家族会議を開くことにしました。
そこで、自宅にピックアップした候補の生地サンプルを持ち帰り、妻と娘の意見を聞くことにしました。
ベーシックな生地から春らしいのモノや、ドビー・ドットなど妻と娘に見て貰いました。


拡大して見る

拡大して見る


自分のイチオシとしてはネイビーブルーのブレザー×タータンチェックのスカートでした。
拡大して見る


ところが、妻はそれだと『スクールガール風でイヤだ』と言い、『ジャケットは絶対に黒で、それに合うスカートの柄を探して欲しい』という事で、かなり決めるのにもめました。
拡大して見る

そこで、主役の意見も聞きました。
もちろん、着る本人が気にくわなくてはしょうがないですよね。
すると、娘は『スカートの裾にレースがついて、リボンが可愛い洋服が良い』と言ってきました。
装飾的な部分ばかりいってきて、すごく子供らしいなと思いました。

そこで、なんとかみんなの意見を取り込んで生地を決定することにしました。

ジャケットは妻の希望のを、スカートは私の好きなギンガムチェックを、そして、スカートの裾には可愛らしいレースを付けることにしました。

しかし、レースの生地はまだ決まっていません。
ある程度できたら、合うレースを探していきます。


■ 続いて、デザイン! ■
 
生地もだいたい決まったので、今度は具体的なデザインです。
家族の希望を加味したデザインを考えてみました。

こんな感じです。

のジャケット×ギンガムのスカート裾レースです。
トップスが超タイトでボトムスがフレアーなデザインです。
そして、スカートの共布でリボンを作る予定です。

これで、家族も納得してくれました。


■ そして、型紙準備! ■
 

デザインも決まり次は型紙作りですが、いつものように参考になる型紙はないかと思い、最新のこどもブティックを見てみました。

すると、ちょうど入園入学特集が載っていました。
ところが、今回のデザインはちょっと変わっているので、参考になるデザインがありませんでした。
そこで、今回はせっかくだから原型から作ることにしました。
以前パパソーでも、一度だけ原型を作りましたけど、今回はひさびさの挑戦です。


原型の作り方についてはパパソーのバックナンバーで詳しく紹介しています。
 >>> パパソー第8回 初心に戻って... 前編!

以前ご紹介した原型はドレメ式でしたが、今回は文化卒のスタッフの協力で製作しましたので、文化式です。
原型作りにお手伝い頂いたスタッフの川戸くんをご紹介します。
文化服装卒業後、文化の助手もしていました。


川戸くんは洋裁経験豊富で細かいことが、得意です。
そこで、今回は子供の採寸をするときのポイントを聞いてみると・・・

  成長過程にある子供の服は、身体に合わせすぎずに適度なゆとりが必要です。
  子供も採寸する場合、年齢によっては落ちつかないので、手早く必要な箇所を採寸します。

そして、採寸データをもとに割り出した寸法を用いて作図(原型)を作ります。


【採寸方法】
○ バスト 後ろ肩甲骨の張りがあるので下がらないように、メジャーを水平に。
○ ウエスト バスト寸法より大きい場合あり。
○ ヒップ 臀部の一番大きい所。
○ 背 丈 首後ろのつけねから採寸用ひもの中央まで、肩甲骨のゆとりを入れる。
○ 膝 丈 全面ウエストから膝蓋骨(しつがいこつ)まで。
○ 背肩巾 首の付け根を通るように。
○ 袖 丈 肩先から手首まで。
○ 手首周り 手首を一周。
○ 首周り 首の付け根一周。
○ 頭周り 額の中央から耳上の後頭部の出ているところ一周。
○ 股上丈 脇丈から股下丈を引いた寸法。
○ 股下丈 臀部の下のくぼんでいる位置から後ろ中心のかかとまで。
○ 脇丈 側面でウエストラインからくるぶしまで。
○ 身長/体重 ※体重を知ることで、身長とのバランスを見て体型的なことも判断できる。

本当は娘を採寸してそのデータを元に原型を作りますが、今回は時間がなかったので身長120cmの一般的なデータを元に原型を作りました。
仮縫いもする予定ですので、そこで補正もする予定です。

そして、出来上がった原型はこんな感じです。


拡大して見る


続いて、この原型を元に、型紙を作ります。

とはいえ、今回のパパソーはこれでお終いです。
大作ですので、前編・後編2回に分けてご紹介していきます。


■ 手前味噌ですが、ちょっとおまけ! ■
 
前回もご紹介しましたが、こどもブティックの『第24回リフォーム&リメイク大賞』に選ばれ、先日なんと楯と賞状も送られてきました。
楯と賞状を頂いたのは子供の時以来で、ちょっとびっくりしました。


最新のこどもブティック春号に載っていますので、お持ちの方はぜひご覧になってください。


それでは、次回お楽しみに...。


Copyright 2004〜Yoshimura Co.,Ltd. All Right Reserved.