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パパソー・親ばか日記

▲TOP 第37回:〜 素材を活かして! 〜

 9月を迎え、そろそろ涼しくなってきてほしい今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしですか?

さて、今回のパパソーは、素朴でとってもパパソーらしい生地があったので使ってみることにしました。

その生地は、秋冬ホームソーイング用の生地の中にありました。

一見ただのデニムに見えますが、2重織り組織でリバーシブルになっています。

そのため、裏はギンガムチェックですが両面使うことができます。
とってもソフトでガーゼのような肌触りも気に入った点です。

こちらの生地にご興味のある方は、秋冬物ホームソーイングをご覧下さい。

最初にこの生地を見たときから、パパソーで使ってみようと思っていました。

とはいえ、何を作ろうかぜんぜん考えていませんでした。



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そこで、思い付いたのがエプロンです。
素朴な生地なので、“素材を活かして”簡単なアイテムが良いのではないかと考え、エプロンを思い付きました。
ポケットは裏を使えば、リバーシブルの生地も活かせますしね。

ちょっと、手抜きのような感じもしますが、今回はエプロンに決定しました。


▽▼▽
ということで、早速製作に取り掛かります。

■ まずは、型紙&裁断! ■

☆ 型紙! ☆

型紙作りですが、今回はこどもブティックのバックナンバーをベースに少しアレンジを加えてみました。
掲載されていた型紙は120cmでしたので、娘の大きさに合うようにサイズを変更して作製しています。

☆ 続いて裁断! ☆

チェックということで通常は柄合わせが必要なところですが、リバーシブルなので、今回はその必要がありませんでした。
パーツは身頃2枚、ヨーク2枚、ポケット1枚です。

リバーシブルという特性を活かしたデザインがコンセプトなので、パーツを少なくなるべくシンプルなものにしました。

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今回用意したものは、こんな感じです。
○ 表地(品番:46513-01)100cm
○ コピクイーン『方眼製図紙』(品番:S552-07)
○ 方眼定規(品番:S550-01)
○ 糸(品番:Y559-6濃紺)
○ 透明スナップ13mm(品番:H550-03)
○ 平ゴム
○ 面ファスナー

■ 次は、縫製! ■

☆ 下準備! ☆

ポケット周りの縫い代をアイロンで折ります。
身頃に付ける部分を縫い残し、表と裏のヨークを縫い合わせます。

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☆ ポケット付け! ☆

ポケット口を三つ折りで縫います。
続いて、ポケットをしつけで付けます。
しつけをかけたポケットの縁にコバミシンをかけます。

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☆ 身頃の裾始末! ☆

裾部分の生地を剥がし、裁ち端を身頃の中に押し込むようにして裾を折り上げます。
裾周りにぐるっとコバと0.5mmのステッチをかけます。

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☆ 脇の始末! ☆

先に身頃の後ろ端に来る部分にゴムを伸ばし付けし、脇の縫い代をくるむように三つ折りミシンをかけます。

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☆ ヨーク付け! ☆

粗ミシンで衿ぐりにギャザーを寄せ、ヨークと中表に縫い合わせます。
衿ぐりの縫い代にヨークをかぶせ、コバステッチで縫い止めます。

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☆ まとめ! ☆

ヨークの端に面ファスナーを付けます。
身頃の後ろ端にスナップボタンをつけて完成です。

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こんな感じで
完成しました。


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■ 試着! ■

早速自宅に持ち帰り、娘に着てもらいました。
娘も好きな生地だったようで、かなり気に入っていました。

今回も自分でポーズを決めていました。


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■ 最後に、ちょっと一言! ■

さてさて、皆さんいかがでしたか?

簡単なわりには、生地の良さが伝わるモノができたと思います。

今回は生地が特徴的あったので、凝ったモノでなくシンプルなエプロンしました。
そのことで逆に、素材の良さが伝わったと思います。

モノ作りでは、ただデコラティブにするだけではなく、シンプルであっても素材の良さを活かしたデザインの方が優れているのではないでしょうか?

素材を活かす」とは、何だか日本料理に通ずるものを感じます。

ちなみに、私はほとんど料理をしませんが・・・

今回は、これでお終いです。

それでは、次回もお楽しみに・・・



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