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こだわりのサンプル帳
 こんにちは!クロスランドMAIL担当の道川です。

9月も終わりに近づき、季節はようやく秋色めいてきましたね。
芸術の秋、スポーツの秋、食欲の秋...
皆さまはどのような秋をお楽しみですか?
ちなみに私は食欲の秋でしょうか...(^_^;)

さて、
今回の新着情報では私達が毎シーズン製作している生地サンプル帳にスポットを当ててみました。
既にご利用いただいている方も多いと思いますが、当店ではお客様に生地の風合いを確かめていただいてからお求めいただこうと、本物の生地を貼ったサンプル帳をご用意しております。

インターネットで便利になった時代に何故こんな手間の掛かるサンプル帳を作っているのでしょうか?
今回はこの辺の事情や実際にサンプル帳を作っている過程などを皆さんにご紹介したいと思います。

■□■ サンプル帳なんで作っているの? ■□■
 NETが普及して色々と便利になりましたよね〜。
色んな情報が無料で気軽に手に入り、、、当初はファッションの世界はパソコンのモニターの発色の違いからインターネットには適さないと言われてきましたが、どっこい今では楽天市場をはじめファッションはNET通販業界の最大マーケットになってしまいました。

でも、NETで乱立する生地屋さんのサイトを探しても、生地サンプルまで作っているところは滅多にありません。

何で当店だけ地道に毎シーズンこんなことをしているのでしょうか?

それは >>>
1.モニターだけでは色の違いが分からないから。
・・・ 意外なことですが、テレビモニターって色が実際よりも随分違うことがあるんです。
ですから現物の生地が貼ってあるのが一番!と思い、生地を貼り付けたサンプルを作ってます。

2.生地の風合いを知って欲しいから
・・・ 生地の質の違いは、触ってみなければ分かりません。
『この生地安いね〜。画像見ただけで買っちゃお!♪』
↑これじゃ、商品が届いたとき悲しい思いをすることが多いですヨ!

3.ご自宅でゆっくりご検討いただきたいから。
・・・ お店に行くと...何か訳が分からないウチに買わされてしまった×××
こんな経験のある方いらっしゃいません?
でも、誰にも邪魔されないサンプルなら自宅でゆっくりとご検討いただけます。

当店ではこういった理由から、手間やコストはかかりますが、実物の生地を貼ったサンプルを作っています。

▼▽▼
それではどんな流れでこの生地サンプルが出来るのでしょうか?(本邦初公開です?!)
▼▽▼

■□■ サンプル帳が出来るまで ■□■
■ 仕入れ活動開始! ■
 洋服を作る時はまず、材料(生地)を揃えますよね。
サンプルを作る時も一緒で、まずは材料集めから始めます。それが仕入れです。
仕入れの方法は、主に仕入先の展示会に行ったり、またサンプルを集めたり...

その中からトレンドやお客様のニーズを組み入れ、考えながら仕入れ担当(閏間)が選びます。
と言うことは...仕入れ担当(閏間)のセンスが問われるのです!
ウルマさん!頼みましたよ!

因みに...商品の仕入れは約半年以上も前から始めます。結構前から始めるんですねぇ。
■ サンプル作りスタート ■
 商品(材料)が決まった所でようやくサンプル製作を開始!
大体、サンプル発送の3〜4ヶ月前から製作をスタートするのですが、これが意外と細かい作業が多いので時間がかかります...
これでも結構タイトなスケジュールなんです...(-_-;)

<< サンプル製作の手順は... >>
1.サンプルの台紙作り
>>> この作業は専門の印刷屋さんへ依頼。
ここで当社が行う作業は、台紙の原稿作り。
どの生地がどんなアイテムに向いているのかをイラストで表記し、構成します。

2.荒切り
>>> サンプルに貼るための生地の下ごしらえ。
当社には、サンプル用の生地を切るための大きな裁断機があります。
この機械に乗せる生地のサイズ(巾)が決まっているので、それに合わせて予め生地をカットする作業です。
この作業を『荒切り』と呼びます。
これが結構大変 (-_-;)
荒切りとはいえ、実際の生地を使用するため無駄を出さないよう計算します。そうして計算後、何百枚とひたすら生地を切りまくるのです...
この作業は人の手で行います。新人の登竜門というか。。。かなり忍耐が必要かもしれませんね...

因みに、当社で使用している裁ちバサミはインポート物。
ドイツのゾーリンゲン(SOLINGEN)地方で作られたヘンケル(J.A.HENCKELS)のドイツ製の裁ちばさみを使用しています。
普通のハサミと比べるとかなり大きくてまた重い...(*_*) なんと刃渡り32cm!
でもとても良く切れるのです!
当社の歴史を感じます。年期入ってますねぇ〜。

3.小切り
>>> 荒切りした生地をサンプルに貼るサイズ(約4cm×8cm)に裁断する作業。
当社では“小切り”と呼びます。
これは当社(東京店)4階にある先程ご説明した専用の大きな裁断機で行います。


ご覧の通り、かなりの大きさ...刃渡りで1m近くありますから人の指なんて簡単に切れちゃいます!
でも、この裁断機サンプルを作るためには必要不可欠!
これがなかったらサンプルは作れません (>_<)
もしかしたら当社一番の働き者かもしれませんね... (^_^;)

4.生地を台紙に貼る
>>> この作業はさすがに当社で行うのは無理。専門の下職業者さんへ依頼しています。

5.サンプルの回収
>>> 1週間にナント!70,000枚!のペースで小さなサンプル生地が出来ていきます。
このためサンプルの回収も大変です。
業者さんも渋滞する都内を平日納品に来るよりも週末の早朝などを利用して納品に来ます。
駐車場の鍵だけ業者さんに預けて、納品お願いします!!

6.ようやく完成
>>>

業者さんから貼り上がったサンプルを回収した後は、その製本作業です。
ホームソーイング用のサンプル帳は1ページの掲載生地枚数が多いのでそれほど手間は掛かりませんが、上級者サンプルなどはバラバラのサンプルが多いですから、人海戦術で製本します。
ふ〜っ、、、大変!

こうしてようやくサンプル帳が完成!


皆さん、サンプル帳の企画から完成するまで。いかがでしたか?

手にすると小さな生地が貼っていて、時には『もっと大きな生地を貼れないの?』『もっと見栄え良く貼れないのかしら?』とご不満もあろうかと思いますが、こんな小さなサンプル帳も印刷業者さん、外注の内職さん、そして各部門のスタッフと、色んな人達の手を経てようやく出来上がってくるんです。

ですから、サンプル帳がお手元に届いた際には、お買い上げのうんぬんを別にして、どうか大切に扱ってあげてくださいね。

ちなみに当店では皆様へサンプル帳の配布するに当たって次のルールで配布しています。
(2005.9により使いやすく改訂しました!)



<< ホームソーイングサンプルについて >>
1.サンプル帳は基本的にはお客様へプレゼント
>>> でも、ご不要の方には出来るだけご返却をお願いしています。
(皆さんで使い回しをすることで大切なサンプルを有効利用したいからです)

2.その後、お買いあげのあった方には2シーズン無料配布
>>> (ご返却は不要です。)

3.でも、1.でお買い上げのなかった方でご返却いただけなかった方へは
>>> サンプル帳をお送りできません。

お客様にはちょっと厳しいルールかも知れないのですが、この生地サンプルは私達にとって、半年掛かりで作業したとってもとっても思い入れのあるサンプルです。
だからこそ読者の皆さんにも大切にしていただきたいんです。
どうか、ご理解下さいね。

 


▼▽▼
それでは最後に、サンプル完成までをリポートしていて気になった事を、
店長兼仕入れ担当の閏間に聞いてみました。
▼▽▼

■□■ Q & A ■□■
Q:今の時期(9月)だといつ頃の商品の仕入れを始めるのですか?
A:今だと、ちょうど来年のS/S春夏物商品の仕入れを始めます。

 国内の生地は約半年位前から仕入れを始めます。
直接仕入先へ行き、サンプルをもらってきたり、また当社まで仕入れ業者がサンプルをもってきたり...
そういえば、当社ではよくこんな商談風景を見かけます。

海外の生地(インポート物)に至ってはもっと前、約8〜10ヶ月も前から仕入れを始めるんですよ。
日本の輸入繊維代理店協会「JITAC」が年2回開催しているヨーロッパの生地メーカーの展示会があり、そこで生地サンプルを取り寄せたり、ヨーロッパのトレンド情報を仕入れます。
因みに、10月には来秋冬物、3月には来春夏物を展示するんですよ。

へぇ〜。結構前から商品選びしているんですね。
会場の風景はこんな感じです。

Q:商品を集めるポイントは?
A:ポイントは3つあります。

1. 海外のトレンドをチェック。
2. 前シーズンに売れた商品
3. 取引先からの情報。

...動きの良い商品が何なのか、リアルタイムでわかるのはやっぱり取引先の業者ですよね。
この3つを組み合わせて、重点商品を決め、商品計画を立てていきます。
ただ、流行モノだけではダメですよね。もちろん定番商品も組み込みます。
あとは、ニーズとは逆にシーズと言って、これから売って行きたい商品も取り入れ、商品計画を立てて行く事も重要なんだそうです。

仕入れも奥が深いですね。(-_-) 何だか今回も色々と勉強になりました。(*^_^*)
皆さまはいかがでしたか?当社の歴史を感じて頂けましたでしょうか?

それでは、今回はこの辺で...
次回の新着情報をお楽しみに〜 (^_^)/~

以上、東京店道川でした。

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