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服作り工房
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第42回: 〜 オリジナル生地 パート2 〜

鬱陶しい梅雨の季節ではありますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

さて、今回の服作り工房では、前回に引き続きまたまた当社のオリジナル生地にスポットをあててみました。

そこで、まずはメインの生地からご案内します・・・


▽▼▽


■ 転写プリント! ■
 
転写プリントは、転写紙を使って生地にプリントする方法です。
一般的には分散染料を使い常圧熱昇華転写をおこないます。
転写プリントは、従来の捺染式プリントの仕方に比べ、各工程で廃液等による水質汚染が少なくクリーンなプリント方法です。

そんな、エコロージーな転写プリントの柄を私自身がデザインしてみました。


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そして、出来上がった生地は
こんな感じです。



ちょっとぼやけて発色が悪いように見えますが、実はわざとそんな素材を選びました。
そして、薄地でブラウスに最適なので、今回はプルオーバーのブラウスを作ることにしました。


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■ 型紙作り! ■

作るアイテムも決まったので、早速製作に取りかかります。
まずは、裁断・印入れをします。

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今回用意したものは・・・
○ 品番:66040-02 オリジナルプリント115cm幅×100cm
○ ジャカード110cm幅×30cm
○ 糸(品番:Y559-キナリ)

■ 縫 製!■

☆ 下準備 ☆

サイドダーツ、背中心をそれぞれ縫います。
サイドダーツは下方向に倒してアイロンをかけます。


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☆ 各パーツを縫い合わせる! ☆

前後の肩・脇線を縫い合わせます。
背中心線、前後の肩・脇線の縫い代を、それぞれ2枚一緒ににロックミシンで始末し、アイロンで片倒にします。


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☆ 縫い代の始末! ☆

袖フリルの外回りを巻きロックで始末します。


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☆ 襟付け! ☆

表衿と裏衿を縫い合わせます。

衿の縫い代を整理し、カーブの強い所に切り込みを入れ、表に返して毛抜き合わせでアイロンをかけます。
身頃ネックラインに衿を乗せ、ミシンをかけます。
ネックラインの縫い代を整理し、衿共布のバイアステープで縫い代の始末をします。



☆ 袖付け! ☆

身頃アームホールに袖フリルを縫い合わせます。
アームホールの縫い代を整理し、身頃・袖の縫い代を二枚一緒にロックミシンで始末します。
アームホールの縫い代は身頃側に倒し、肩と脇の縫い代部分に千鳥がけでとめます。



☆ 完成! ☆

仕上げに裾の縫い代を三つ折りにして、ミシンでたたいて完成です。


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■ 試 着! ■

今回はモデルの都合がつかなかったので、試着の画像がはありません。
ちょっと、残念です。

最後に、ちょっと一言!

オリジナルデザインの転写プリントができるまでを、ちょっと紹介します。

まずは、デジタルデータを作ります。
そしてデータを入力します。


インクジェットプリンターで転写ペーパーに印刷します。


熱と圧力を加えて転写プリントします。


そして、完成です。


それでは、今回はこれでお終いです。

次回もお楽しみに...



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